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国際交流事業 JICE自主企画「事業横断同窓会」に46名が参加しました

複合(地域) 国際交流

JICEは2025年6月25日、「対日理解促進交流プログラム(※1)」の参加経験者のうち、現在日本に留学や就職などで滞在している同窓生を招待して、対面形式の事業横断同窓会を開催しました。  

昨年3月に続き2回目となる今回のイベントには、JENESYS(対象:ASEAN諸国、東ティモール、SAARC諸国)、カケハシ・プロジェクト(対象:アメリカ、カナダ)、MIRAI(対象:欧州、中央アジア・コーカサス)の同窓生が14か国から集まり、計46名(うち招へいプログラム参加者28名、派遣プログラム参加者18名)が参加しました。外務省や在京大使館からも来賓をお迎えし、和やかで心温まる交流のひとときを過ごしました。  

イベントでは、代表して5名の同窓生が登壇し、プログラム参加当時の思い出や来日時の印象、現在の活動、そして将来の夢について語ってくれました。プログラムは異なっていても、共通する体験が多く、参加者全員が熱心に耳を傾けていた姿が印象的でした。  

今回は「夏祭り」をテーマとし、チーム対抗のクイズ大会や輪投げ大会が行われ、七夕飾りや提灯で彩られた会場は大いに盛り上がりました。初対面同士でも積極的に交流し、最後には連絡先を交換するなど、「JICE」というプラットフォームを通じて新たなつながりも生まれました。  

同窓生からは、 
・「世界各国の人たちと話せて嬉しかった」 
「JENESYSの思い出話で盛り上がり、経験が今どう活かされているかを分かち合えたのは貴重だった」 
・「様々な刺激を受け、今後も日本の国際化に貢献し、世界の幸福と平和に取り組んでいくことを決意が新たにできた」 
など、多くの前向きな声が寄せられました。  

今回の参加者以外にも、対日理解促進交流プログラムの同窓生は、プログラム参加後に日本へ留学したり、日本企業に就職するなど、日本と母国をつなぐ架け橋として活躍をしています(※2)。JICEはこれからも、本プログラムの成果であるだけでなく日本の財産でもある同窓生の皆さんの活躍を応援すべく、同窓会イベントやフォローアップ企画を通じて支援を続けてまいります。  

国際交流部 青少年交流課  

 

※1 対日理解促進交流プログラム(Japan’s Friendship Ties Program:JFTP)は、2015年より外務省が推進している人的交流事業です。日本とアジア大洋州、北米、欧州などの地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を対象に、招へい・派遣・オンライン交流を行い、日本との相互交流を通じて日本への関心・理解・支持拡大を図る事業です。JICEは実施団体として本事業の実施・運営を行っています。  

 ※2 対日理解促進交流プログラムの過去参加者の活躍をまとめた広報誌「JFTP NEWS」を公開しています。ぜひこちらからご覧ください。 

国や地域を超えた同窓生同士の友情と絆を感じました。
クイズ大会では、チームが一丸となって挑み、大いに盛り上がりました。
対日理解促進交流プログラムに参加した同窓生が一堂に会し、共通のプラットフォームの大切さを実感しました。