JICEとは
JICEは、大学や高校、中学校等における教育の現場に講師を派遣しています。国際協力の現場を肌で実感し学んでもらえるようなプログラムを通じて異文化理解や国際協力に関する知識の普及を図るとともに、実践的な演習を通じたグローバル人材の育成を目指しています。
北海道教育大学、東京都市大学、台東区立駒形中学校、多摩市立貝取小学校、板橋区立成増ヶ丘小学校、調布市立上ノ原小学校、都立狛江高等学校、練馬区立田柄中学校、東京都立三鷹中等教育学校など
JICEは2004年度より、北海道教育大学が開設する「異文化コミュニケーション論」に職員やコーディネーターを講師として派遣してきました。同大学との連携協力の一環である本講師派遣は現在「異文化を知る(JICE講座)」として定着し、各講師の実体験に基づく世界各国の文化紹介・考察を通じ、学生の異文化理解促進に貢献しています。」
JICEは2019年度より、横浜国立大学とJICEの連携講座として「グローバル人材と持続的開発」を開講しています。学生がグローバル社会を理解し、それに対応する能力を向上させることを目的に、プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法を用いたワークショップを実施。持続可能な開発目標(SDGs)に対応する身近な課題の解決策を探りながら、グローバル人材に必要な論理的思考、課題解決能力、プレゼンテーション能力などの育成を目指します。その中でJICEの事業紹介もあわせて行っています。
JICEは2018年度に東京都教育委員会が開設した東京都国際交流コンシェルジュを通じて、都内の公立学校を対象に下記2つのプログラムを提供しています。
ODAの一環で日本に留学(主に修士課程)している外国人学生に、自国の開発に燃える志と、自国の文化やスポーツ紹介、日本での生活体験について語ってもらいます。英語による講義でも、JICE職員が同行して通訳を行うことも可能です。
JICEでは、高校生から青年、行政官や技術者、政治家、教育関係者等、年齢も職業も様々な人を海外から招へいして、国際研修や交流プログラムを実施しています。それら招へい事業の中で生じる具体的なカルチャーギャップを紹介し、国際交流において必要な宗教・習慣等への配慮を通して、国際理解とは何かについて考察します。
多文化共生のための翻訳サービスや国際的イベントへの出展・後援を通じて私たちの持つ知識と思いを社会にお伝えしています。
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGs達成に貢献するために、国内外の多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創パートナーとして、JICEの強みを活かした様々な取り組みを行っていきます。
多文化共生社会を実現する上での課題解決に向けた取り組みを進める外国人集住都市会議の会員都市が実施する多文化共生事業への支援を行っています。
災害により被災した在住外国人の支援を目的として、多言語情報提供を行う地方自治体、災害対策本部等に対し、多言語や「やさしい日本語」での災害翻訳/通訳サービスを実施しています。
国内各地で開催される国際協力・国際理解関連のイベントやフェスタに出展し、JICEの事業紹介を行っています。また、高校生スピーチコンテスト等への後援を通じ、各事業の協力機関・団体との連携強化を図っています。
学校等からの依頼に応じ、進路学習の一環としての職場訪問を受け入れています。