JICEでは2024年5月21日（火）、当センターで受入れ支援を行っている首都圏在住の留学生及び家族を対象に、大学や国籍を超えたネットワークを形成することを目的とした交流会を開催しました。本交流会は、JICE本部内の会場に留学生それぞれが自国の料理を持ち寄って行われました。

 同様の交流会は2014年から毎年定期的に開催してきましたが、2019年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で開催を休止していました。2019年以来、5年ぶりの開催となった今回は、13カ国からの留学生とその家族30名が参加しました。交流会では、留学生たちは自国の料理をお互いに紹介したり、多国籍チーム対抗でゲームに参加するなど、子どもたちも含めた温かな交流の場となりました。

 留学生からは「ほかの大学の留学生たちと交流できてよかった」、「また開催してほしい」などといった感想があり、またJICEスタッフからも「なかなか交流できない国の留学生とも交流ができた」、「普段は学業の進捗状況を確認するために大学で行っているモニタリング以外の事柄について留学生と話す機会がないが、ゆっくり話すことができてよかった」などのコメントがありました。

JICEでは、留学生が様々なイベントに参加することで日本のことを知り、国を越えた留学生同志のつながりを通じて充実した日本での留学生活を送ることができるよう、今後とも事業を越えた交流の機会を提供していきます。

留学生事業第一部管理課　野村　祐介　記