中日友好協会秘書長の袁敏道団長率いる中国医療関係者代表団10名(北京病院、北京協和病院、中日友好病院、北京同仁病院及び中日友好協会)が、2019年11月18日から11月22日にかけて、東京、米子、松江を訪問しました。東京では、順天堂大学にて医療倫理と臨床倫理についての講義を受け、米子の鳥取大学医学部付属病院、松江の松江市立病院においては病院内を視察しました。また、島根県藤原孝行副知事、松江市松浦正敬市長を表敬訪問しました。
本事業は、日中両国における医療分野の発展、医療関係者の交流ならびに中国の医療分野での課題解決を目的とし、中日友好協会と協力し実施してまいりました。今年度で5回目の実施となる本事業においても、鳥取、島根と中国とを結ぶ継続的な友好関係のもと、地方における地域医療の取り組みや互いの課題を確認し合い、日本の医療関係者との積極的な意見交換が行われました。また、松江、米子それぞれの歴史や食に触れ、地域の魅力あふれる文化をうかがい知ることができました。
今後もJICEは医療分野を含めた日中の人材交流に努めて参ります。
研修事業部国際研修課 佐藤華 記
順天堂大学での講義
鳥取大学医学部付属病院視察
松江市立病院視察
島根県庁訪問・松江市長表敬
松江市訪問