JICEは、在マレーシア日本国大使館及びマレーシア青年スポーツ省との共催で、対日理解促進交流プログラムのJENESYS元参加者(以下、同窓生)を対象に、マレーシアで初となる同窓会を開催しました。
2019年3月10日にマレーシアのクアラルンプールにて行われた本同窓会には、同窓生100人以上が一堂に会し、旧交を深めました。
在マレーシア日本大使館折笠弘維公使、マレーシア青年スポーツ省課長補佐であるAlina Cheong氏による開会の挨拶に続き、JICEからは平川伸明事務局長及び大前恵子国際交流部長が登壇し、JENESYSのこれまでの歩みやプログラムがもたらす効果についてデータを用いて紹介したほか、同窓生に向けてメッセージを送りました。
後半の同窓生によるプレゼンテーションでは、JENESYSに参加したときの経験に加え、アクションプランの実施や帰国後の日本に関する活動が紹介され、同窓生にとってJENESYSへの参加がその後の人生にいかに大きな影響を与えたかを実感させてくれるものでした。
また、本同窓会には、「JENESYS2018マレーシア高校生派遣事業」の派遣団として日本からマレーシアに派遣されていた長野県篠ノ井高等学校の生徒と引率教員18名が参加し、同窓生との交流を深めました。生徒たちがオープニング、クロージングで披露した日本の歌や踊りは会場を一瞬にして日本一色に染め、会場全体が一体感に、また、歓喜の渦に包みこまれました。
今回の同窓会を機に、マレーシアでの同窓会組織の設立に向けてJENESYS参加者間のネットワークの拡充・強化が期待されています。JICEは、交流プログラムの効果が継続的なものとなるようフォローアップに積極的に取り組んで参ります。
国際交流部青少年交流課 石橋 幸枝