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国際研修 代表的な研修プログラム例

農業金融制度

研修内容・特徴

農業従事者は気候、地形、消費地との距離、販売方法、従事者の数や技術など数々の条件の中から、それぞれに適した生産活動をおこなっている。本研修ではそうした生産における工夫や経験を、農業金融という側面から深く掘り下げ、現場視察と意見交換を通して学ぶことに重点を置く。平均的な研修期間は、1週間である。

目的

  1. 日本政府の農業金融戦略のポイントを理解する。
  2. 農業金融の活用事例について理解する。
  3. 日本の活用事例から自国への応用を検討する。

研修カリキュラム

内容 手法
1. 日本の農業金融に関する基礎知識 講義
意見交換
2. 日本政策金融公庫による融資 視察
意見交換
3. 農協による融資活用事例、直売所 視察
意見交換
4. 最新事例 視察
意見交換
5. 研修のまとめ まとめ
意見交換

プログラムの様子

本研修は視察主体にすることで、参加者が現場から学ぶ機会を設けている。

講師と参加者による双方向対話型の講義(2017年度APRACA研修)
農業生産者が運営する直売所の視察(2017年度APRACA研修)
少量・多品目を生産する都市近郊農家の視察(2016年度バングラデシュ他PKSF研修)

参加者の声

"少量多品目生産、農作物のブランド化など日本の農業者の戦略は新知識であった。自国にこの概念を持ち帰り、農業者たちと共有したい。" (2019年度 クウェート内閣府参加者)

"農業生産者が運営する直売所の視察が興味深かった。直売所、キャッシュレスの支払システムの自国への導入は検討したい。" (2017年度フィリピンthe Agricultural Credit Policy Councilからの参加者)

当該分野での研修実績

2017年度 APRACA-CENTRAB「農業ビジネス・バリューチェーン訪日研修」 9名
2016年度 APRACA-CENTRAB「農業金融訪日研修」 6名
APRACA-CENTRAB「日本の農業制度訪日研修」 8名
2013年度 APRACA-CENTRAB「日本の農業制度訪日研修」 8名
2012年度 JICA「ミャンマー経済化支援 農業グループ」 10名
2010年度 APRACA-CENTRAB「小規模農業金融研修」 10名

問い合わせ先

JICE 国際研修部 研修課