事業のご案内
本研修では、まず講義で日本の原子力政策や規制の枠組みについて主に法的側面から概観する。その後、原発関連施設や福島の原発事故の現場を訪れ、危機管理のあり方について考察すると共に、現在進行中のリモートコントロールによる廃炉方法や技術について理解を深める。対象は原発を導入すると決めた国もしくは導入済みの国である。研修期間は1週間から10日程度。
内容 | 手法 |
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1. 日本の原子力政策と法的枠組み | 講義 グループワーク |
2. 福島原発事故の概要と除染・モニタリングの取り組み | 講義 視察 |
3. 原発事故の際の住民避難等の緊急対応 | 講義 視察 |
4. 廃炉に向けたロボットの開発の現状 | 講義 視察 |
5. 自国の原子力政策、運用に関する課題の発表 | グループワーク |
"本研修を通じて、日本の原子力政策について理解を深めることができた。また、福島県を実際に訪れ、現状を見て、原発導入にあたっては有事の際の備えをしっかりと準備しておくことが重要であると改めて認識した。" (2018年度アラブ首長国連邦原子力安全研修、Sadeem Energy Ltd. アフメド社長)
2018年度 | アラブ首長国連邦「原子力安全研修」 3名 |
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JICE 国際研修部 研修課