江蘇省人民対外友好協会(以下:江蘇省友協)の銭文華副会長をはじめとした訪日団5名が、2023年3月1日にJICEを訪問し、戸塚信男理事はじめ中国事業関係職員と懇談を行いました。
JICEは2010年、同協会との間で医療、教育、環境、農業の4分野における友好協力覚書を締結し、2019年度までに教育、医療衛生、企業家研修など、28案件、239名の訪日・訪中プログラムを実施しています。 2020年以降はコロナ禍で対面交流が途絶える中、双方の実施するオンラインイベントへの参加を通して交流を続けてきました。
今回は、2019年にJICEが江蘇省を訪問して以来3年ぶりの待望の対面となりました。銭副会長からは、コロナ対策による国際的な渡航制限が緩和された今、日本との民間交流を再開し、これまで以上に積極的に推し進めていきたいとの展望が述べられ、新年度における各種国際交流行事の開催計画について紹介がありました。戸塚理事からは、一行の来日を心から歓迎するとともに、今後の交流再開においては、制限緩和の状況を見つつ、これまでの事業を堅実に進めると同時に、新たな事業展開についても協力の可能性を検討したいと述べました。双方は和やかな雰囲気の中、今後の相互交流の再開について意見交換を行いました。
JICEは同協会のほか、江蘇省衛生健康委員会、江蘇省教育庁とも相互協力協定を締結しています。各機関との対面交流や研修案件の実施再開を目指すとともに、今後も江蘇省との友好関係の維持発展に尽力してまいります。
総務部中国室