2019年7月16日から7月24日まで、米国及びカナダで開催されたジャパンボウル大会の成績優秀者51名(アメリカから43名、カナダから8名の高校生及び引率者)が日本政府の青少年交流事業である対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の招へいプログラムの一環で来日しました。
日本滞在中、一行は2グループにわかれ、北海道および岩手県をそれぞれ訪問しました。一行は、日本の高校生との交流、座禅等の文化体験、ホームステイのほか、高円宮妃殿下への拝謁、安倍首相夫人への表敬、関係者との交流会などに参加し、日本語や日本文化についての理解を深めました。
今般の日本招へいプログラムは、外務省北米局北米第一課及びカケハシ・プロジェクトの実施団体であるJICEが、ワシントンDC日米協会(JASWDC)、ジャパンボウルの開催支援団体の一般社団法人日本国際教育協会(JGE)やジャパンボウルサポーターズグループ(JBSG)等と連携し、企画・実施運営しました。
また、プログラム実施中の7月23日には、JICE山野幸子理事長がJASWDCライアン・シェイファー理事長と面談し、今後の事業運営や新規プログラムの企画など、これからの様々な取り組みや連携の可能性について意見を交わしました。
※ カケハシ・プロジェクト
外務省が推進する対日理解促進交流プログラムのうち北米地域を対象としたプログラムです。詳細は「
事業案内 国際交流」をご覧ください。
※ジャパンボウル
JASWDCにより1992年に初開催され、米国では全米ジャパンボウル大会が継続的に運営、発展してきました。2018年からは、カナダにおいても開催されています。
日本語・日本文化の知識を2~3人一組の高校生のチームで競います。出題は、日本語の読み書き、四字熟語、日本の文化、歴史、日本文学から時事問題まで多岐に亘ります。
ジャパンボウルの歴史については、JASWDCジョン・R・マロット前理事長が「
ジャパンボウル 第一部 その始まりと発展」(JICEホームページにおいて紹介)において詳述しています。
国際交流部 大前 恵子