事業ニュース

JICEは、第50回全国国際教育研究大会 宮崎大会を後援しました!

 第50回全国国際教育研究大会宮崎大会が、全国国際教育研究協議会及び宮崎県高等学校文化連盟主催のもと、平成25年8月22日から23日まで、宮崎県宮崎市で行われました。
 これはグローバリゼーションのもとで地球市民としての生き方が求められる今日、改めて「共に生きる視点」から国際教育の目指したものを振り返る機会とすること、また50回の節目として市民教育の扉を開くコンセプトを、地球市民としての人材育成・グローバル人材育成を視野に、再び「国際・ボランティア」の視点からその成果を共有する大会となるよう教職員・生徒並びに関係者が共に考え学ぶ場とすることを目的としています。

 本大会では、「共生社会への道-国際教育が目指したもの」をテーマとするシンポジウム及び高校生英語弁論大会、高校生日本語弁論大会が開催され、戸塚信男JICE九州支所長がパネリストおよび審査員として出席しました。

 シンポジウムでは、JICEの事業及び、JICEが実施した様々な学校交流プログラムでの意義や印象深かった事例等の紹介を行いました。また、共にパネリストとして、独立行政法人国際協力機構九州センター所長の勝田幸秀氏、宮崎県立小林秀峰高校の栗谷勉氏と議論しましたが、他のパネリストの意見も非常に興味深いものでした。
 主催者側の皆様による円滑な運営もあり、大会全体を通じて非常に有意義な意見・経験交流ができたとの声を多く聞きました。
 また、高校生の弁論大会では全国各ブロックの代表校ということもあり、内容・スキルともに非常にレベルが高く、聴衆に強く訴えかけるものでした。審査委員による厳正な審査の結果「日本国際協力センター理事長賞」が宮崎県立宮崎西高等学校2年 加地 紫苑さん(演題「Taking Actions for the World Peace」)と、静岡県立静岡城北高等学校2年 チョ イングンさん(同「日本はどんな国ですか?」)に贈られました。
 JICEは、これまで、青少年交流事業を中心に、全国国際教育研究協議会や特定非営利活動法人全国国際教育協会と連携し、事業を進めて参りました。今後も、開発教育・国際理解教育、グローバル人材育成等の分野において、これら協会との連携をさらに深めて、国際交流・国際協力を推進していきたいと思っています。