定住外国人向け
しごとのための
日本語
わが国では、少子高齢化の進行による労働力人口の減少に伴い深刻な人手不足に陥っており、新たな人材確保策として外国人労働者に対するニーズが急速に高まっています。
こうした中、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)では、身分に基づく在留資格(「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」及び「定住者」)等をはじめとした求職中の方を対象に、日本の職場におけるコミュニケーション能力の向上、日本の職場習慣や雇用慣行、労働関係法令、社会保険制度等に関する知識の習得を通じて、日本における安定的な就職の促進を図ることを目的とした「外国人就労・定着支援事業(研修)」を厚生労働省から受託しました。
28都府県(宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、広島県、香川県、岡山県、福岡県、沖縄県)で実施します。
※一部地域ではオンラインコースのみ
身分に基づく在留資格を有する定住外国人のうち、就職への意欲が高いと認められるにも関わらず、日本の職場におけるコミュニケーション能力や日本の職場習慣、雇用慣行等に関する知識が不十分なため、安定的な雇用に就くことが困難な未就業の者や、安定した就労への移行が見込める就業中の者等。
コース当たりの総研修時間は100時間
日中、夜間、等地域の実情や受講ニーズに合わせ設定しています。
対面型と、オンラインがあります。
このコースでは、安定就労に向けて、「求職活動」、「はたらく」場面で用いる日本語や日本の職場習慣、雇用慣行などを学習します。
職場見学、就労講義、ハローワーク訪問(※)などを実施し、安定就労につなげます。
※コース内でハローワークを訪問し、利用方法について学んだり、実際に求職登録を行うことを予定しています。
レベル1
100h
初めて日本語を勉強する人、日本語が少し話せるが、ひらがな・カタカナの読み書きが苦手な人のコースです。
レベル2
100h
ひらがな・カタカナの読み書きができ、日本語を少し勉強したことがある人のコースです。日本語で会話が少しできるが、丁寧に話すのが苦手な人のコースです。
レベル3
100h
ひらがな・カタカナや簡単な漢字の読み書きができ、ある程度会話ができる人のコースです。状況や相手に合わせた職場での話し方を身に付けたい人は、このコースで勉強しましょう。