事業ニュース

ウズベキスタン高等中等専門教育省第一副大臣カリモフ氏によるJICE訪問

留学生受入支援

吉田耕三JICE理事長は、9月29日、JICEを訪問したウズベキスタン高等中等専門教育省第一副大臣のカリモフ・コミルジョン(KARIMOV Komiljon)氏と面会し、ウズベキスタンにおける人材育成奨学計画(以下、JDS)について意見交換を行いました。

吉田理事長より来訪への感謝の言葉を伝え、ウズベキスタンにおけるJDS事業の実施状況と成果について説明を行いました。カリモフ第一副大臣からは、1999年より20年以上実施されているウズベキスタンのJDS事業について、日本政府及びJICEの長年にわたるサポートについて感謝の言葉が述べられました。

カリモフ第一副大臣は、JDSがウズベキスタンの若手行政官の能力強化に貢献していることに触れ、JDS留学生が帰国後に日本で学んだ知識を活用し、政府で指導的な立場や役割につくことへの期待を述べられました。また、ウズベキスタン政府としては技術的イノベーションに重点を置いており、科学分野をさらに発展させるための知識が必要であるため、2017年度よりJDSで開始した博士課程留学生の受入れプログラムは非常に重要な役割を担っていると言及されました。最後に、JDS事業について引き続き意見交換を行い、今後もウズベキスタンにおける人材育成を推進し、協力関係を強化していくことを互いに確認しました。

JDSは、若手行政官を対象に各国が持つ開発課題解決のための手法を日本の大学院で学ぶための奨学金プログラムです。詳細は「事業案内 留学生受入支援」をご覧ください。

                          留学生事業第一部 留学生事業課

左より、井代純留学生事業第一部長、カリモフ第一副大臣、吉田耕三理事長、グリャモフ駐日ウズベキスタン大使館三等書記官、香取潤 露語コーディネーター、橋本和華子留学生事業第一部主幹