開発教育支援

JICEでは、中学校や高校で実施されている国際理解教育の現場や各種の研修会などへ講師を派遣しています。また、アジア諸国において高校生エッセイ・コンテストを実施するなど各種コンテストの運営にもあたっています。さらに、生徒・学生を対象として、国際協力事業に関する知識の普及を図るべく国際協力の現場を肌で実感し、学んでもらえるようなプログラムをご提供します。
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海外中・高校生エッセイコンテスト
1991年度よりアジア諸国において、現地の中高生を対象としたエッセイコンテストをこれまで21回実施し、日本及び日本の国際協力に対する理解を深める機会を開発途上国の中高生に提供しています。また、優秀な作品を寄せた中高生を日本に招き、日本の同世代の学生や市民との交流による相互理解を深めてもらうこと、日本の学生や市民の方々に国際協力への理解を深めてもらうことを目指しています。
第3回モンゴル中学生エッセイコンテスト
2009年度は、一昨年、昨年同様、モンゴル教育文化科学省との共催で実施されました。本年度もモンゴル全域からの応募があり、その数は昨年の170名を大きく越える305名となりました。本コンテストに関心を持つ学校や生徒が年々増加してきていることがうかがえます。
今回のコンテストのテーマは「モンゴルの魅力・日本の魅力」でした。上位作品からは、自国のモンゴル、また、自国の自然への誇りを文章で描いた雄大な作品が多く見られました。同時に、各自が日本の文化や社会を自分なりに調べ、日本についてわかったことを紹介する文章も織り交ぜられており、日本に対する強い興味を感じることができました。
厳正な審査の結果、特選5作品・入選5作品が選ばれました。惜しくも選外となった作品も、入賞作品とはまた異なった豊かな表現や、モンゴルと日本に馳せる素直な思いが読み取れ、非常に難しい選考となりました。
特選に選ばれた5名の中学生は、2009年11月9日から20日までの12日間の日本招へいプログラムに参加しました。東京都内では、JICE訪問や駐日モンゴル国大使館表敬、日本語講習、江戸東京博物館の見学等のプログラムを実施しました。長野県飯山市でのプログラムでは、学校交流やファームステイ、農作業体験、環境学習等に取り組みました。東京に戻った後、鎌倉、湘南、江ノ島水族館をまわり、帰国日前日には、「日本について気づいたこと・学んだこと」についての報告会をJICE本部にて行いました。全日程を無事に終え、皆揃って帰国することができました。
来日したモンゴル中学生5名は皆、明るく純粋で、プログラム中、笑顔が絶えることはありませんでした。また非常に努力家な子供たちでもあり、単語帳で覚えた日本語を積極的に駆使し、自己紹介等をする姿が見られました。今回のプログラムで初めての日本を体験し、東京では発展した都心の活気を知り、飯山市では心温かい人々と豊かな自然に出会いました。エッセイを書くことで学んだ日本に加え、実体験を通しての真の日本を知ることができたようです。

- ファームステイ:朝早く起きて大根を収穫しました。

- そばうち体験:「われ先に」と手を伸ばしそば粉をこねました。

- 湘南海岸:生まれて初めて海に触れました。

- JICEにて報告会:緊張したけどうまく発表できました。